奈良線(作)六地蔵工区 工事桁撤去☆ その②

 その①からの続きになります。今から見られる方はその①より見て下さい。

奈良線(作)六地蔵工区 工事桁撤去☆ その① – 宮建工業のブログ (miyaken-kogyo.co.jp)

では続きの画像を貼り付けていきます。

2ブロック目の工事桁を吊上げますので、一時作業を中断します。(吊り荷下部の人払い)
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工事桁が2ブロック撤去完了しましたので、砕石を投入していきます。4tダンプを4台使用して山科川ヤードより運搬します。
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路盤は2層で仕上げていきます。
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作業構台下部には撤去した工事桁が並んでいます。後日解体搬出します。(他社施工)
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工事桁の撤去が完了しました。1層目の転圧を行っています。
最初に工事桁(1ブロック目)を撤去した京都方の土留設置完了
宇治方の工事桁(3ブロック目)は最後に撤去しましたので、京都方と同じく軽量鋼矢板にて土留を設置していきます。
宇治方も砕石を投入していきます。
京都方は2層目の砕石を投入しています。
2層目 砕石投入
砕石敷均しが進んできましたので、バックホウを1台作業構台上へ逃がします。
排水勾配を確認しながら砕石を敷き均します。
入念に転圧していきます。
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路盤の地耐力測定が完了しましたら、下バラストを投入・敷均ししていきます。バラストも砕石と同じく山科川ヤードより運搬します。
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下バラストの敷き均しが完了しましたら、軌道さんへバトンタッチです。
マクラギ設置後、山越器を用いてレールを復旧していきます(他社施工)
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上バラストを投入する前に、通り・高さの確認、調整を行います(他社施工)
弊社が上バラストを投入していきます。
軌陸バックホウが載線してきました。軌陸バックホウにて上バラストの整正・軌道整備を行います(他社施工)
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空も明るくなってきました。まだまだ軌道整備は続きます(他社施工)

またまた容量オーバーです。その③へ続きます。

奈良線(作)六地蔵工区 工事桁撤去☆ その①

 お疲れ様です。先日4月9日(土)夜間に奈良線作業所 六地蔵工区にて、工事桁撤去を行いました。

※架設時のブログのURLを下記に貼付致します。(2021年7月17日夜間にて架設しています。)

奈良線(作)六地蔵工区 工事桁横取り架設☆ その① – 宮建工業のブログ (miyaken-kogyo.co.jp)

今回撤去する工事桁の諸元は

下路スルー桁

・橋長:23.8m

・支間長:23.0m

・主桁中心間隔:4.4m

・桁高:2.4m

・重量:43.9t

・撤去方法:分割撤去(3分割)

となります。

当夜の施工の流れとしましては、

①工事桁をガス切断にて3分割する。(他社施工)

②分割した工事桁を120tオールテレーンクレーンにて撤去する。(他社施工)※1基あたり重量:10.0t~15.0t

③バラスト止め撤去・カンザシ桁の隙間養生・開口部土留工(弊社施工)

④山科川ヤードより4tダンプにて砕石の運搬。作業構台上より4tダンプにて砕石の投入。0.2m3BH2台を使用し敷均し・転圧(弊社施工)

⑤軌道へ引き渡しレールの復旧(他社施工)※弊社が相番でバラスト運搬・下バラスト敷均し・間配りを担当

になります。

 当夜に立会をしてきましたので、状況写真をアップしていきます。

作業開始前:駅前広場
工事桁横に作業構台を設置しています。
点呼前に周知会を行い、各自の役割・作業手順を再確認します。
同上
各自の役割を周知会で把握した上で現場の状況確認
作業構台に上がる為のスロープ。今回ヤードの制限がありますので、最大勾配は19%になります。
砕石、バラストの運搬を4tダンプでバックで上がります。
各自個別に気になるポイントを再確認します。
全体朝礼
KY活動にて各自の役割、手順の最終確認
120tオールテレーンクレーン
高さ制限機能付き0.2m3BHを使用しますので、線閉着手前に高さをセットします。
線閉着手と共に軌道さんがレールを撤去していきます。
レールの撤去が終わりましたら、弊社が工事桁両端部のバラスト止めを撤去していきます。
工事桁部ではガス切断が進んでいます(他社施工)
上空では電気さんが停電手配及び架線の移設(500mm)を行っています
工事桁の切断と架線の移設が完了しましたら、吊り天秤(吊り治具)を設置していきます。(他社施工)
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吊り天秤(吊り治具)の設置が完了しましたら、ゆっくり地切りを行いチェーンブロックにてワイヤーの長さを調整していきます。(他社施工)
吊荷が安定しましたら、ゆっくり巻上げていきます。(他社施工)
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同上
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撤去した工事桁は作業構台下に仮置きし、後日解体搬出します(他社施工)
京都方の1ブロックが撤去完了しましたので、ようやく弊社の出番です。各自の役割に分かれて作業を行います。
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カンザシ桁部の開口部を塞いでいきます。
2番線側(線間側)は軽量鋼矢板を用いて土留を行います。
カンザシ桁のボルトの穴も塞いでいきます。※カンザシ桁は翌週の4/16(土)夜間にて撤去します。
2ブロック目の工事桁を吊上げますので、一時作業を中断します。(吊り荷下部の人払い)

 容量がいっぱいで画像が貼り付けられないので、「その②」へ続きます。