斜面防災(作)2019年度 10工区 現場スタート☆

 お疲れ様です。今年度の斜面防災(作)がスタートしました!

初日の7月24日(水)に安全パトロールへ行ってきましたので、写真をアップしていきます。

 当日の作業は「安全ロープ設置」と「法肩部の除草(手刈り)」でした。

今年度の施工箇所(10工区)は、昨年と同じ踏切の本線側です。(昨年は貨物線側でした。)
踏切より起点方
踏切より終点方
起点方の法尻部
終点方の法尻部
終点方の法尻には「横取り線」があります。普段は列車が入ってきませんが、保守用車等の留置車両が入る場合がありますので、材料仮置き及び重機仮置き時に建築限界を確保しておく必要があります。
当日の作業は、法肩部の「安全ロープ設置」と際を手刈りで「除草」していました。

  始まったばかりの現場ですが、昨年と同じ箇所(貨物線側か本線側の違いのみ)のため、資材ヤード・作業員詰所(エアコン・冷蔵庫完備)等は設置済みです。法面工事は日陰等ありませんので熱中症が心配ですが、エアコン付きの作業員詰所があるのは助かります。(他工区ではまだ設置できていない工区もあるそうなので・・・)

 また、現場の進捗をアップしていきます!

 ご安全に!!

亀岡(作) 安全パトロール☆

 お疲れ様です。梅雨も明けて暑くなってきましたね。高校野球の地方大会も進んでおります。我母校はベスト8で敗退しました・・・。

 さて、先日7月23日(火)に亀岡(作)に安全パトロールへ行って参りました。

 現場の方は、立坑内の床が付き始めました。

下り線側 昇降足場上より
全体的に床が付いてきました。
下り線側 立坑内
残る残土は、左奥に見える分を上に上げると、掘削完了です。
※写真は、クラムのバケットに薬液注入時の塩ビパイプ(廃材)を人力にて積み込んでいる所です。
上り線側 立坑内
床付けと平行して、湧水を逃がす用の簡易水路を、鋼矢板・親杭部の際に設置していきます。

 多客輸送期間(8/9(金)~8/18(日))明けに、均しコンクリート打設を行い、いよいよ躯体構築のスタートです。

 躯体構築の状況もアップしていきますので、皆さん楽しみにしておいて下さい!

 ご安全に!!

奈良線(作)六地蔵工区 安全パトロール☆

 お疲れ様です。まだ梅雨は明けませんね・・・。雨の日が続きます。早く梅雨が明けて欲しい今日この頃です・・・。

 さて、先日7月17日(水)に奈良線(作)の六地蔵工区に安全パトロールに行って参りました。

 現在の進捗としては、一番奥(木津方)のジオテキ擁壁の2層目の生コン打設まで進んでいます。

翌日18日に擁壁の生コン打設予定のため、ポンプ車の圧送管を事前に配管してあります。
当日は翌日の準備作業をしていましたが、マンション側に生コンが飛散しない様、養生用のシートが設置できる様に、細工しておりました。(トラロープが張ってあるのが見えますか?ここにシートをカーテンの様に取り付ける予定です)
カラーコーンが逆さ向いて置いてあるのは、生コン自由落下高さ1.5m以内を守るためのトレミー管代わりです。先っちょに穴をあけて、サニーホースが取り付けてあります。

 六地蔵工区はこんな感じです。翌日18日(木)に無事生コン打設完了しております。

 宇治工区の方は、工事桁架設完了後、掘削作業に入っています。前日に社長がパトロールに行っていますが、私も進捗状況を確認してきます!

 ご安全に!!

奈良線(作)宇治工区 工事桁架設☆「その2」

 すいません。写真を沢山貼り付けたせいか、途中で保存出来なくなりました・・・。続きの写真を貼り付けていきます。

跡確認を行って、線閉終了です。
徐行看板もしっかり設置されてます。
木津方:6月24日(月)昼間撮影
京都方:6月24日(月)昼間撮影

 いかがだったでしょうか?工事桁架設はレアな工種ですが、今後六地蔵工区でもあります。また写真をいっぱい撮って皆さんに見て頂きたいと思います。

 また、工事桁でも今回施工しました「横取り架設」の他に「一括架設」「抱き込み式工事桁」「簡易工事桁」等、架設方法・工事桁の種類も様々です。それらも今後皆様に紹介出来れば良いなと思います。

 ご安全に!!

奈良線(作)宇治工区 工事桁架設☆「その1」

 お疲れ様です。6月22日(土)夜間にて、奈良線(作)宇治工区 工事桁架設の立会に行って参りました。状況写真を撮ってきましたので、アップしていきます。

朝礼前の周知会(作業手順・役割分担の再確認)
朝礼後、弊社だけで作業手順の再確認
南側構台上 京都方
南側構台上 木津方
線閉着手の合図のあと、最初に軌道さんがレールを撤去して行きます。
レールの締結を外していきます。
今回は軌道さんで軌陸バックホウを2台使用します。軌陸バックホウを使用してレールを撤去して行きます。
レール撤去後、マクラギは人力にて撤去していきます。
撤去されたマクラギは弊社がクレーン仕様のバックホウにて、仮置き場所へ運搬します。
その頃、北側構台上では、横取りされる工事桁が準備万端でスタンバイ中です。(他社施工)
今回の横取りで使用するジャッキです。伸びたり縮んだりストロークを繰り返しながら、尺取虫の要領で横取りして行きます。(説明下手ですね・・・。わかります?)
線路内ではどんどんバラストの掘削が進んでいます。軌陸バックホウが2台動いてますので、掘削スピードは速いです。
軌道さんの軌陸バックホウが南側構台側へバラストを撒くってくれますので、弊社がそれを覆工板の開口部へ投入していきます。
こんな感じです。今回も架線の下にバックホウのブームを入れますので、高さ制限機能付きバックホウを使用しています。今回は2台使用です。
この様に開口部へ投入していきます。
線路側の様子です。床がついてくると、軌陸バックホウは一旦待機して、弊社が掘っていきます。
木津方:前回設置したカンザシ桁が見えてきました。傷を付けない様に慎重に掘っていきます。
木津方:人力併用で、掘っていきます。前回設置した、シート・コンパネ等の養生物も撤去していきます。
京都方:こちらもカンザシ桁が出てきました。慎重に掘っていきます。

京都方:前回設置した、シート・コンパネ等の養生物も撤去していきます。
京都方:カンザシ桁が完全に出ましたら、他社へバトンタッチします。他社が横取りの準備及び清掃等を行います。
木津方のカンザシ桁も完全に出ました。
他社が横取りの準備をしている間も掘削は続きます。掘削完了まであと少しです。
構台下の残土仮置き場所はこんな感じです。結構溜まってきました。こちらの残土は後々工事桁の下を掘削する時に撤去していきます。
掘削もほぼ完了です。
元請さんに、高さ等の確認を行ってもらいます。
掘削完了
工事桁の横取りスタートです。(他社施工)
無線で各ポジション連絡を取りながら、ジャッキを操作されてました。(他社施工)
印象としては、思ってたより速く動いてました。
徐々に正規の位置まで移動してきます。(他社施工)
ワンストローク約1m弱ぐらいでした。
ジャッキのメイン操作ユニット
横取り完了です。横取り装置を撤去して行きます。(他社施工)
桁を受け替えて、横取り装置を抜いていきます。(他社施工)
ジャッキダウンを行って所定の高さ、チェーンブロックを使って所定の位置へ調整します。ミリ単位の調整になりますので、慎重に行います。(他社施工)
他社が工事桁の調整を行っている間に、弊社は開口部の手摺を設置していきます。
工事桁の位置が決まりました。(他社施工)
工事桁端部を埋め戻すため、土留を設置していきます。まずは鋼材の取り付けです。(他社施工)
弊社が木矢板を設置します。
木矢板設置完了
砕石にて埋戻しを行います。
転圧もしっかり行います。
埋戻しが完了しましたら、軌道さんにバトンタッチです。レールを復旧していきます。
軌道さんで下バラスト投入です。
下バラストが入りましたら、マクラギを設置していきます。

この後「マクラギ設置」→「上バラスト投入」→「軌道整備」→「軌道検測」→「三名一列横隊での跡確認」で作業終了です。(写真がありません。すいません。)

 「その2」へ続きます☆

奈良線(作)宇治工区 安全パトロール☆(工事桁架設前)

 お疲れ様です。6月22日(土)夜間にて無事、工事桁架設が完了しました。

その前の6月21日(金)に安全パトロールへ行ってきましたので、その際の現場の様子をアップします。

視点:宇治街道踏切より木津方
右側が北側。左側が南側です。
北側ヤード入口部
22日(土)夜間 工事桁架設に備えて、本部席が設営されてました。
北側構台上には、22日(土)夜間にて横取りする工事桁がセッティングされていました。
油圧ジャッキのホースもセットされ準備万端です。
南側ヤード入口部

 パトロール当日は南側の構台上にて、22日の段取り及び準備を行っておりました。

工事桁架設前 京都方
工事桁架設前 木津方
22日夜間にて掘削したバラストは覆工板の開口部から構台下の法面へ落としていきます(仮置き)
構台の下はこんな感じになっています。法尻にこぼれ防止の大型土のう及び鉄板を設置しています。
今回も線路内へ重機のブームを入れますので、高さ制限機能付きバックホウを使用します。
今回は掘削土量が多いので、同じく高さ制限機能付きバックホウを2台使用します。

 21日(金)の時点で準備万端でした。22日(土)夜間も工事の様子を見てきましたので、写真等をアップしたいと思います。

 お楽しみに!!

奈良線(作)六地蔵工区 安全パトロール☆

 お疲れ様です。皆さん、昨晩のストロベリームーンは見ましたか?我が家の愚息は「普通に黄色やんっ!」と怒っておりましたが・・・。

 それはさておき、昨日6月17日(月)に奈良線(作)六地蔵工区のパトロールに行って参りました。昨日取付したヒヤリハンターの稼働状況も気になります。

上から見るとこんな感じです。ウナギの寝床の一番奥で作業しています。
工事用進入路を進んで行くと、一番奥でジオテキ盛土を施工中です。
施工箇所はこんな感じです。
一番奥では重機が稼働しています。狭いでしょ?だから「ヒヤリハンター」が必要です。おかげ様で現場での評判は上々です!

こちらの現場では、しばらく狭いヤードでの重機作業が続きますので、「重機災害ゼロ!」で安全作業を行います!

 ご安全に!!

亀岡(作)ヒヤリハンター納入・取付完了☆

 本日、前回のブログで紹介しました「ヒヤリハンター」を亀岡(作)に納入してもらい、自社機の0.25m3BHに取付完了しました。

※ヒヤリハンターとは、下記にURLを貼り付けるので確認して下さい。

http://matrix-inc.co.jp/product/hiyari-hunter/

こちらの重機はキャビン(運転席)付きになります。
キャビン付きの重機は鉄の部分が多いので、比較的取付は楽でした。(ユニットBOX、アンテナ等はマグネットで取り付けるため)ただし、キャビン付きのため、配線をどこから室内へ取り込むか。は現物を合わせながら検討しました。あと、電源は運転席内のヒューズBOXより+端子を取りました。-端子はボディーアースです。
上部は信号灯。下部は人数車両表示ユニット(オプション品)です。こちらもマグネットにて取付のため、簡単に取り付けることができました。

※信号灯の色の標準は「赤色」だそうですが、弊社は鉄道工事メインとなりますので「黄色」に変更してもらいました。(奈良線(作)のヒヤリハンターも同様に「黄色」にしてもらってます。)

 なぜ「赤色」が駄目かというと、「赤色」は列車(電車)を止める色だからです。(列車防護等にて列車を止める場合、赤色のLED等を使用します。ちなみに鉄道工事では、作業着等の目につく物も全て「赤色」はNGです。)弊社は鉄道の際で作業することが多いので、「赤色」はNGというわけです。

ヒヤリハンター取付完了

 奈良線(作)六地蔵工区同様、最初はセンサーが過敏に反応したりして、作業がしにくいかもしれませんが、少しずつ工夫して有効に使っていきたいと思います。

 また使用状況等はアップしていきたいと思います。

 ご安全に!!

奈良線(作)六地蔵工区 ヒヤリハンター納入☆

 お疲れ様です。暑くなってきましたね。外に出ると溶けそうです・・・。

本日6月5日、奈良線(作)六地蔵工区にて、重機と人の接近検知・接触事故防止対策「ヒヤリハンター」を納入しました。

ヒヤリハンターとは、下記にURLを貼り付けるので確認して下さい。

http://matrix-inc.co.jp/product/hiyari-hunter/

実際はリース物のひと回り小さい重機(0.06m3BH)に取付予定ですので、本日は自社機械(0.1m3BH)に仮付けしてもらい、取付位置・取扱い方等をメーカーの「株式会社マトリックス」さん・販売店の「株式会社ネエチア」さんに教えて頂きました。

アンテナ・ユニット等を天井部分に取付します。
信号灯と人数車両表示ユニット(オプション品)をオペレーターから見える位置に取り付けます 。

あとは検知距離を設定して、作業員がICタグを持てば、検知範囲に立入った場合に音と光で知らせてくれます。元々は工場内のフォークリフト等に取り付ける機械ですが、最近では重機械に取り付ける業者も多いそうです。

 「新しい物をどんどん取り入れて行こう。」との社長の思いから、今回導入することになりました。最初は使いにくいとは思いますが、少しずつ現場で使いやすい様に社員一同工夫していきたいと思います。

また取付完了して、実際に作業しているところ等もアップしていきたいと思います。

 六地蔵工区の本日の作業は、地下鉄工事の際のパイプルーフが出てきましたので、そちらの支障物撤去と、ジオテキ擁壁の試験施工を行っておりました。

上から見るとこんな感じです。

 皆さん熱中症に気を付けて下さいね!

ご安全に!!

※ 6月6日(木) 追記

現場より、リースの重機械に「ヒヤリハンター」取付完了の報告がきました。

 ご安全に!!

奈良線(作)宇治工区 カンザシ桁架設 1日目☆

 お疲れ様です。5月30日(木)夜間にて カンザシ桁架設 1日目の立会に行ってきましたので、状況写真をアップ致します。

カンザシ桁架設前です。線路と直角に交差する様に、カンザシ桁を架設します。
線閉着手と同時に、軌道さんがレール・枕木を撤去していきます。
レール・枕木が撤去完了したら、弊社がカンザシ桁が設置される箇所を掘削していきます。
線路の中に「0.1m3BH」外から「0.45m3BH(高さ制限機能付き)」で掘削していきます。
線路内から見るとこんな感じです。上空のトロリー線は停電してもらってますが、接触するおそれもあるので、高さ制限機能付きバックホウを使用しています。
ライナープレート端部が掘れた所で、ライナーを切断していきます。(他社施工)
構台上に配置されたクレーンにて撤去します。(他社施工)
反対側も徐々に掘り上がってきました。
こちら側のライナープレートはクレーン機能付きバックホウにて撤去します。
構台上に仮置きしてあったカンザシ桁をクレーンにて設置します。(他社施工)
線路センター上空には、架線がありますので、一度仮置きし、反対側のクレーンと相吊りして正規の位置にセットします。(他社施工)
カンザシ桁の位置が確定しましたら、ライナープレートとの隙間を小土のうで埋めていきます。
軌条桁が入る下部に隙間を埋めるためのEPS(発泡スチロール)をセットします。
軌条桁をカンザシ桁と同じように設置します。(他社施工)
軌条桁が設置されたら、カンザシ桁・軌条桁の上にコンパネ・シートを設置し、天端の隙間を塞ぎます。(後々埋戻し材が隙間に入らないように)
養生ができましたら、砕石にて埋め戻します。
しっかり転圧を行います。
次に下バラストを入れていきます。
ここまでくれば、軌道さんにバトンタッチです。
下バラストが入れば、枕木・レールを復旧します。
軌道さんが軌道整備をしている間に、開口部の手摺等を復旧していきます。
上バラストも入り、残すは軌道整備のみです。
軌道整備が終わりましたら、軌道検測を行います。
カンザシ桁架設完了です。あとは三名一列横隊にて跡確認を行い、線閉終了です。その後、初列車の確認です。

 今回が宇治駅方のカンザシ桁架設。6月3日(月)夜間にて京都駅方のカンザシ桁架設完了しています。

 次回は6月22日(土)夜間にて工事桁の横取り架設を行います。

また状況をアップしたいと思います。

 ご安全に!!