奈良線(作)宇治工区 工事桁架設☆「その1」

 お疲れ様です。6月22日(土)夜間にて、奈良線(作)宇治工区 工事桁架設の立会に行って参りました。状況写真を撮ってきましたので、アップしていきます。

朝礼前の周知会(作業手順・役割分担の再確認)
朝礼後、弊社だけで作業手順の再確認
南側構台上 京都方
南側構台上 木津方
線閉着手の合図のあと、最初に軌道さんがレールを撤去して行きます。
レールの締結を外していきます。
今回は軌道さんで軌陸バックホウを2台使用します。軌陸バックホウを使用してレールを撤去して行きます。
レール撤去後、マクラギは人力にて撤去していきます。
撤去されたマクラギは弊社がクレーン仕様のバックホウにて、仮置き場所へ運搬します。
その頃、北側構台上では、横取りされる工事桁が準備万端でスタンバイ中です。(他社施工)
今回の横取りで使用するジャッキです。伸びたり縮んだりストロークを繰り返しながら、尺取虫の要領で横取りして行きます。(説明下手ですね・・・。わかります?)
線路内ではどんどんバラストの掘削が進んでいます。軌陸バックホウが2台動いてますので、掘削スピードは速いです。
軌道さんの軌陸バックホウが南側構台側へバラストを撒くってくれますので、弊社がそれを覆工板の開口部へ投入していきます。
こんな感じです。今回も架線の下にバックホウのブームを入れますので、高さ制限機能付きバックホウを使用しています。今回は2台使用です。
この様に開口部へ投入していきます。
線路側の様子です。床がついてくると、軌陸バックホウは一旦待機して、弊社が掘っていきます。
木津方:前回設置したカンザシ桁が見えてきました。傷を付けない様に慎重に掘っていきます。
木津方:人力併用で、掘っていきます。前回設置した、シート・コンパネ等の養生物も撤去していきます。
京都方:こちらもカンザシ桁が出てきました。慎重に掘っていきます。

京都方:前回設置した、シート・コンパネ等の養生物も撤去していきます。
京都方:カンザシ桁が完全に出ましたら、他社へバトンタッチします。他社が横取りの準備及び清掃等を行います。
木津方のカンザシ桁も完全に出ました。
他社が横取りの準備をしている間も掘削は続きます。掘削完了まであと少しです。
構台下の残土仮置き場所はこんな感じです。結構溜まってきました。こちらの残土は後々工事桁の下を掘削する時に撤去していきます。
掘削もほぼ完了です。
元請さんに、高さ等の確認を行ってもらいます。
掘削完了
工事桁の横取りスタートです。(他社施工)
無線で各ポジション連絡を取りながら、ジャッキを操作されてました。(他社施工)
印象としては、思ってたより速く動いてました。
徐々に正規の位置まで移動してきます。(他社施工)
ワンストローク約1m弱ぐらいでした。
ジャッキのメイン操作ユニット
横取り完了です。横取り装置を撤去して行きます。(他社施工)
桁を受け替えて、横取り装置を抜いていきます。(他社施工)
ジャッキダウンを行って所定の高さ、チェーンブロックを使って所定の位置へ調整します。ミリ単位の調整になりますので、慎重に行います。(他社施工)
他社が工事桁の調整を行っている間に、弊社は開口部の手摺を設置していきます。
工事桁の位置が決まりました。(他社施工)
工事桁端部を埋め戻すため、土留を設置していきます。まずは鋼材の取り付けです。(他社施工)
弊社が木矢板を設置します。
木矢板設置完了
砕石にて埋戻しを行います。
転圧もしっかり行います。
埋戻しが完了しましたら、軌道さんにバトンタッチです。レールを復旧していきます。
軌道さんで下バラスト投入です。
下バラストが入りましたら、マクラギを設置していきます。

この後「マクラギ設置」→「上バラスト投入」→「軌道整備」→「軌道検測」→「三名一列横隊での跡確認」で作業終了です。(写真がありません。すいません。)

 「その2」へ続きます☆