奈良線(作)六地蔵工区 カンザシ桁撤去☆ その①

 お疲れ様です。先日5月21日(土)夜間~22日(日)朝に掛けて、奈良線では複線化に伴う大規模な切替工事(六地蔵・黄檗間が完全複線化)がありました。

~奈良線複線化開業に向けて~ 線路切換工事に伴い、奈良線の京都~城陽駅間で運転を取り止めます:JR西日本 (westjr.co.jp)

 そちらに向けて、奈良線作業所 六地蔵工区では4月9日(土)夜間に工事桁撤去。※前回のブログ参照

4月16日(土)夜間にカンザシ桁撤去を行いました。

今回は4月16日(土)夜間のカンザシ桁撤去に立ち会って来ましたので、施工状況をアップしたいと思います。(遅くなってすいません・・・)

では、写真を貼り付けていきます。

点呼前の周知会。各自の役割分担、施工手順の再確認を行います。
全体朝礼(点呼)
KY活動にて各自の役割、施工手順の最終確認を行います。
着手前の施工箇所
同上
京都方のカンザシ桁部
線閉着手と共に、各自の作業を開始します。平行して軌道さんがレールを撤去していきます。
同上
作業構台上では、本日も高さ制限機能付き0.2m3BHを使用しますので、高さのセットを行います。
線路内では、軌道さんのレール・マクラギ(カンザシ桁部)撤去作業が進んでいます。
同上
レール・マクラギ(カンザシ桁部)の撤去が完了しました。いよいよ弊社の出番です!
重機を京都方・宇治方それぞれ1台ずつ使用して、カンザシ桁部の掘削を行います。画像は京都方
同上
同上
宇治方
掘削した砕石(前回工事桁撤去時に砕石にて埋戻し済み)は線路内のバラストと混ざらない様に、シート養生した上に大型土のうに集積していきます。
掘削状況
京都方
カンザシ桁が見えてきました。細かい掘削は人力にて行います。
宇治方
掘削完了
宇治方
掘削完了
京都方
他社とバトンタッチして、いよいよカンザシ桁の撤去です。今回は80tラフタークレーンにて撤去します。(他社施工)
京都方
同上
地切りを行い、その間にカンザシ桁に引っかかっている砕石等を落としていきます。
80tラフタークレーンにて吊上げていきます(他社施工)
京都方
同上
カンザシ桁が無くなりましたら、弊社が開口部(サイド)の土留めを設置していきます。
京都方
京都方と同じく、80tラフタークレーンにて撤去します(他社施工)
宇治方
同上
同上
こちらも開口部に土留めを設置するため、既設擁壁の背面を整形していきます。
宇治方
土留め設置状況
京都方
同上
宇治方

今回も容量がいっぱいとなりましたので、「その②」に続きます。

奈良線(作)六地蔵工区 工事桁撤去☆ その②

 その①からの続きになります。今から見られる方はその①より見て下さい。

奈良線(作)六地蔵工区 工事桁撤去☆ その① – 宮建工業のブログ (miyaken-kogyo.co.jp)

では続きの画像を貼り付けていきます。

2ブロック目の工事桁を吊上げますので、一時作業を中断します。(吊り荷下部の人払い)
同上
工事桁が2ブロック撤去完了しましたので、砕石を投入していきます。4tダンプを4台使用して山科川ヤードより運搬します。
同上
路盤は2層で仕上げていきます。
同上
同上
作業構台下部には撤去した工事桁が並んでいます。後日解体搬出します。(他社施工)
同上
工事桁の撤去が完了しました。1層目の転圧を行っています。
最初に工事桁(1ブロック目)を撤去した京都方の土留設置完了
宇治方の工事桁(3ブロック目)は最後に撤去しましたので、京都方と同じく軽量鋼矢板にて土留を設置していきます。
宇治方も砕石を投入していきます。
京都方は2層目の砕石を投入しています。
2層目 砕石投入
砕石敷均しが進んできましたので、バックホウを1台作業構台上へ逃がします。
排水勾配を確認しながら砕石を敷き均します。
入念に転圧していきます。
同上
同上
路盤の地耐力測定が完了しましたら、下バラストを投入・敷均ししていきます。バラストも砕石と同じく山科川ヤードより運搬します。
同上
下バラストの敷き均しが完了しましたら、軌道さんへバトンタッチです。
マクラギ設置後、山越器を用いてレールを復旧していきます(他社施工)
同上
同上
上バラストを投入する前に、通り・高さの確認、調整を行います(他社施工)
弊社が上バラストを投入していきます。
軌陸バックホウが載線してきました。軌陸バックホウにて上バラストの整正・軌道整備を行います(他社施工)
同上
空も明るくなってきました。まだまだ軌道整備は続きます(他社施工)

またまた容量オーバーです。その③へ続きます。