奈良線(作)六地蔵工区 工事桁横取り架設☆ その②

 今から「六地蔵工区 工事桁横取り架設」見られる方は「その①」よりお願いします。

 続きです。

工事桁の位置が確定しましたら、軌道さん・電気さんが線路復旧に向けて、線路内作業を再開します。
弊社は工事桁妻面のバラスト止めを設置していきます。
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砕石(C-40)で埋戻しを行います。
砕石の埋戻しが完了しましたら、下バラストを投入していきます。

 下バラストの投入が完了しましたら、軌道さんへ引継ぎます。

軌道さんが山越器を使用して、レールを復旧していきます。
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線路内では、軌道さん、電気さんが入り乱れての線路復旧です。
工事桁の京都方・宇治方と取付け部の軌道整備を行います。今回は軌陸バックホウにて4頭タイタンパーを使用されていました。
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空が明るくなってきました。まもなく作業終了です。
軌道整備後の軌道検測を行います。
橋側歩道部にケーブルの束がありますので、限界定規を使用して建築限界を支障していないか確認します。
最終の測量を行ったのち、三名一列横隊で跡確認を行って作業終了です。

 お疲れ様でした。(←写真を貼り終えたブログ担当者の独り言です・・・)

六地蔵工区は今回工事桁架設が完了致しましたので、工事桁下部の掘削へと進んでいきます。掘削後、線路下通路BOXの築造に移っていきます。また、夜間では前回切替を行った仮設ホームの新設と京都方(山科川方面に向かって)ホームの新設を行います。まだまだ作業が続きますので、現場の状況をアップしていきたいと思います。 

 ご安全に!!

参考:8/4現在 弊社安全会議資料より

奈良線(作)六地蔵工区 工事桁横取り架設☆ その①

 お疲れ様です。久し振りのブログ更新となります。

先月、7月17日(土)夜間において、奈良線作業所 六地蔵工区の工事桁横取り架設の立会に行って参りましたので、写真をアップ致します。

今回の工事桁の諸元は

・橋長:23.8m

・支間長:23.0m

・主桁中心間隔:4.4m

・高さ:2.2m

・重量:43.9t

となります。この工事桁を当夜でL=9.0m横取り架設を行います。

工事桁は事前に、作業構台上に地組をしています。

駅前広場ヤード
全体朝礼
KY活動にて各自の役割、手順の最終確認
朝礼前に行った周知会のホワイトボード
工事桁を架設する箇所
作業構台上の地組済みの工事桁。内部にケーブル等添架済み。
線閉着手後、各自役割分担の作業を開始します。
まずは軌道さんが既設レール・マクラギを撤去していきます。
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軌道さんの作業が終わると、弊社の出番です。事前に線間に仮置きしていた重機を使用してバラストを撤去していきます。
高さ制限機能付きの重機を使用しますので、作業前に高さのセットを行います。
当夜で撤去(掘削)するバラスト・路盤は合計約120.0m3あります。時間がありませんので、作業構台下部へ土捨てを行い、後日撤去搬出します。
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事前に設置したカンザシ桁の箇所は慎重に掘削していきます。
既設擁壁の背面に改良体が出てきました(事前に把握済み)ので、用意していたアイヨン(ブレーカー)で撤去していきます。
カンザシ桁付近では線間部のライナープレート(工事桁と干渉する箇所)を切断していきます。(他社施工)
床付けが調整に入りました。
床付け高さの最終確認を行います。

 いよいよ工事桁の横取り開始です。(他社施工)

今回使用するチルホールです。京都方、宇治方各1台の計2台使用します。反力は線間部の親杭を使用します。(他社施工)
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線間部
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工事桁側
横取りスタート(他社施工)
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横取り完了
このあと、「工事桁ジャッキアップ→横取り装置撤去→ジャッキダウン→工事桁位置調整→ボルト固定」と進んでいきます。(他社施工)
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 容量がいっぱいになったようです。「その②」へ続きます。