六地蔵駅 ホーム切替(2番線)その①

 お疲れ様です。先日3月27日(土)夜間にて六地蔵駅 2番線のホーム切替工事を行いました。

 今回の六地蔵駅のホームは曲線区間&ホーム中央付近で既設の線路に擦りつけるため、事前の準備・段取りが非常に重要でした。今回は施工区間を「A区間~D工間」に分け、各区間それぞれシュミレーションを行い事前に仮組・調整を行い本番に挑みました。

区間分けは、宇治方より京都方に向けて

・A区間 部材:アングル 延長:20967mm 張出長:10mm~150mm

・B区間 部材:ブラケット 延長:30713mm 張出長:150mm~946mm

・C区間 部材:支保工 延長:31106mm

           張出長:946mm~3150mm(C・D共通)

・D区間 部材:支保工 延長:7500mm

となります。各区間の張出長を見てもらうと分かりますが、「10mm~3150mm」のホームの張出となります。あとで写真を貼り付けますので、実際の写真を見てもらうと分かりやすいと思います。

 今回の切替では「土工・鳶工・大工・鍛冶工」合わせて約60名体制で挑みました。

それでは写真をアップしていきたいと思います。写真は撮影した順番通りに貼り付けていきます。時々ホームの時計も写り込んでますので、「時間の流れも感じてもらえたら。」と思います。

 ではスタート!

当日の線閉着手時間と終了時間。今回は2番線を切替ます。先に隣接線の1番線の線閉が終了します。
23:15 全体朝礼
全体ミーティング
個別KY:A区間
個別KY:B区間
個別KY:C-1区間
個別KY:C-2区間
個別KY:C-3区間
個別KY:D区間
線閉着手の合図があるまで、作業構台上で待機。線路挟んで対面には軌道さんが待機中です。
線閉着手と同時に、レール養生・昇降設備を設置します。
一番京都方のD区間の作業スタート時間が早いので、D区間の材料を先にホーム上に上げていきます。
線路内では軌道さんが、レールの移設準備を進めます。今回ホームの張出量と同じだけ既設レールを横へ移動します(実際はレールを動かした分だけホームを張出します。レールが基準となります)レールが基準となりますので、軌道さんの作業が終わらないと土工班は作業開始できません。
軌道さんの軌陸バックホウが載線してきました。今回は3台使用されてました。
同上
軌道さんが線路内で作業している間に、ホーム上ではホーム下に仮置きしていた各区間の材料を1番線側から荷上げをしていきます。
線路内では軌道さんの作業が続きます。レールを移動させやすい様に、マクラギが見えるまでバラストをかいていきます。
大きなレールの移動は軌陸バックホウのアタッチメントを取り換えて、軌陸バックホウで行っていました。
同上
ホーム上では材料の仮置きが完了してます。各区間の材料が混じらないように、プラチェーンで明示をしています。
一番京都方のD区間のレールの撤去が完了しました。マクラギは人力で撤去していきます。
同上
宇治方のA区間付近では、軌道さんがレールの「通り」等の調整をされています。細かい調整は人力です。
D区間のマクラギ・バラストも無くなりましたので、D区間がいよいよ作業スタートです。
C区間付近では、軌道さんが「レール山越器」を使用してレールを移設していきます。
レールの移設は人力です。
D区間の施工状況
同上
同上

  容量オーバーのため、写真が貼り付けられなくなりました・・・。

その②へ続きます。