奈良線(作)宇治工区 カンザシ桁架設 1日目☆

 お疲れ様です。5月30日(木)夜間にて カンザシ桁架設 1日目の立会に行ってきましたので、状況写真をアップ致します。

カンザシ桁架設前です。線路と直角に交差する様に、カンザシ桁を架設します。
線閉着手と同時に、軌道さんがレール・枕木を撤去していきます。
レール・枕木が撤去完了したら、弊社がカンザシ桁が設置される箇所を掘削していきます。
線路の中に「0.1m3BH」外から「0.45m3BH(高さ制限機能付き)」で掘削していきます。
線路内から見るとこんな感じです。上空のトロリー線は停電してもらってますが、接触するおそれもあるので、高さ制限機能付きバックホウを使用しています。
ライナープレート端部が掘れた所で、ライナーを切断していきます。(他社施工)
構台上に配置されたクレーンにて撤去します。(他社施工)
反対側も徐々に掘り上がってきました。
こちら側のライナープレートはクレーン機能付きバックホウにて撤去します。
構台上に仮置きしてあったカンザシ桁をクレーンにて設置します。(他社施工)
線路センター上空には、架線がありますので、一度仮置きし、反対側のクレーンと相吊りして正規の位置にセットします。(他社施工)
カンザシ桁の位置が確定しましたら、ライナープレートとの隙間を小土のうで埋めていきます。
軌条桁が入る下部に隙間を埋めるためのEPS(発泡スチロール)をセットします。
軌条桁をカンザシ桁と同じように設置します。(他社施工)
軌条桁が設置されたら、カンザシ桁・軌条桁の上にコンパネ・シートを設置し、天端の隙間を塞ぎます。(後々埋戻し材が隙間に入らないように)
養生ができましたら、砕石にて埋め戻します。
しっかり転圧を行います。
次に下バラストを入れていきます。
ここまでくれば、軌道さんにバトンタッチです。
下バラストが入れば、枕木・レールを復旧します。
軌道さんが軌道整備をしている間に、開口部の手摺等を復旧していきます。
上バラストも入り、残すは軌道整備のみです。
軌道整備が終わりましたら、軌道検測を行います。
カンザシ桁架設完了です。あとは三名一列横隊にて跡確認を行い、線閉終了です。その後、初列車の確認です。

 今回が宇治駅方のカンザシ桁架設。6月3日(月)夜間にて京都駅方のカンザシ桁架設完了しています。

 次回は6月22日(土)夜間にて工事桁の横取り架設を行います。

また状況をアップしたいと思います。

 ご安全に!!