今熊野(作) 工事進捗☆

 お疲れ様です。ブログの更新をサボっておりました・・・。

今熊野作業所では、2月末より既設鋼桁撤去工事を行っています。

線閉・停電作業のため作業時間が短いので、道路に対して縦切りを行い6回に分けて少しずつ撤去していきます。

news08.pdf (kyoto.lg.jp)

先日、今熊野作業所に打合せに行った際に進捗写真を撮ってきましたので、アップ致します。

3月19日現在 6本中4本撤去済み
参考:2023年9月22日現在
2月29日夜間 鋼桁撤去1日目
鋼桁用天秤(製作品)
2月29日夜間 鋼桁撤去1日目
鋼桁吊上げ状況
同上
同上
撤去した桁は直接トラックに積込み、翌朝に処分場まで運搬します。
線路内では軌陸高所作業車(元請け支給)を使用して作業を行います。
写真:2月17日夜間作業時

  少しずつですが現場は進んでいます。まだまだ工事完了まで工期がありますので、また現場の進捗をアップしていきたいと思います。

 ご安全に!!

奈良線(作)六地蔵工区 カンザシ桁撤去☆ その①

 お疲れ様です。先日5月21日(土)夜間~22日(日)朝に掛けて、奈良線では複線化に伴う大規模な切替工事(六地蔵・黄檗間が完全複線化)がありました。

~奈良線複線化開業に向けて~ 線路切換工事に伴い、奈良線の京都~城陽駅間で運転を取り止めます:JR西日本 (westjr.co.jp)

 そちらに向けて、奈良線作業所 六地蔵工区では4月9日(土)夜間に工事桁撤去。※前回のブログ参照

4月16日(土)夜間にカンザシ桁撤去を行いました。

今回は4月16日(土)夜間のカンザシ桁撤去に立ち会って来ましたので、施工状況をアップしたいと思います。(遅くなってすいません・・・)

では、写真を貼り付けていきます。

点呼前の周知会。各自の役割分担、施工手順の再確認を行います。
全体朝礼(点呼)
KY活動にて各自の役割、施工手順の最終確認を行います。
着手前の施工箇所
同上
京都方のカンザシ桁部
線閉着手と共に、各自の作業を開始します。平行して軌道さんがレールを撤去していきます。
同上
作業構台上では、本日も高さ制限機能付き0.2m3BHを使用しますので、高さのセットを行います。
線路内では、軌道さんのレール・マクラギ(カンザシ桁部)撤去作業が進んでいます。
同上
レール・マクラギ(カンザシ桁部)の撤去が完了しました。いよいよ弊社の出番です!
重機を京都方・宇治方それぞれ1台ずつ使用して、カンザシ桁部の掘削を行います。画像は京都方
同上
同上
宇治方
掘削した砕石(前回工事桁撤去時に砕石にて埋戻し済み)は線路内のバラストと混ざらない様に、シート養生した上に大型土のうに集積していきます。
掘削状況
京都方
カンザシ桁が見えてきました。細かい掘削は人力にて行います。
宇治方
掘削完了
宇治方
掘削完了
京都方
他社とバトンタッチして、いよいよカンザシ桁の撤去です。今回は80tラフタークレーンにて撤去します。(他社施工)
京都方
同上
地切りを行い、その間にカンザシ桁に引っかかっている砕石等を落としていきます。
80tラフタークレーンにて吊上げていきます(他社施工)
京都方
同上
カンザシ桁が無くなりましたら、弊社が開口部(サイド)の土留めを設置していきます。
京都方
京都方と同じく、80tラフタークレーンにて撤去します(他社施工)
宇治方
同上
同上
こちらも開口部に土留めを設置するため、既設擁壁の背面を整形していきます。
宇治方
土留め設置状況
京都方
同上
宇治方

今回も容量がいっぱいとなりましたので、「その②」に続きます。

奈良線(作)六地蔵工区 工事桁撤去☆ その②

 その①からの続きになります。今から見られる方はその①より見て下さい。

奈良線(作)六地蔵工区 工事桁撤去☆ その① – 宮建工業のブログ (miyaken-kogyo.co.jp)

では続きの画像を貼り付けていきます。

2ブロック目の工事桁を吊上げますので、一時作業を中断します。(吊り荷下部の人払い)
同上
工事桁が2ブロック撤去完了しましたので、砕石を投入していきます。4tダンプを4台使用して山科川ヤードより運搬します。
同上
路盤は2層で仕上げていきます。
同上
同上
作業構台下部には撤去した工事桁が並んでいます。後日解体搬出します。(他社施工)
同上
工事桁の撤去が完了しました。1層目の転圧を行っています。
最初に工事桁(1ブロック目)を撤去した京都方の土留設置完了
宇治方の工事桁(3ブロック目)は最後に撤去しましたので、京都方と同じく軽量鋼矢板にて土留を設置していきます。
宇治方も砕石を投入していきます。
京都方は2層目の砕石を投入しています。
2層目 砕石投入
砕石敷均しが進んできましたので、バックホウを1台作業構台上へ逃がします。
排水勾配を確認しながら砕石を敷き均します。
入念に転圧していきます。
同上
同上
路盤の地耐力測定が完了しましたら、下バラストを投入・敷均ししていきます。バラストも砕石と同じく山科川ヤードより運搬します。
同上
下バラストの敷き均しが完了しましたら、軌道さんへバトンタッチです。
マクラギ設置後、山越器を用いてレールを復旧していきます(他社施工)
同上
同上
上バラストを投入する前に、通り・高さの確認、調整を行います(他社施工)
弊社が上バラストを投入していきます。
軌陸バックホウが載線してきました。軌陸バックホウにて上バラストの整正・軌道整備を行います(他社施工)
同上
空も明るくなってきました。まだまだ軌道整備は続きます(他社施工)

またまた容量オーバーです。その③へ続きます。

六地蔵駅 ホーム切替(2番線)その①

 お疲れ様です。先日3月27日(土)夜間にて六地蔵駅 2番線のホーム切替工事を行いました。

 今回の六地蔵駅のホームは曲線区間&ホーム中央付近で既設の線路に擦りつけるため、事前の準備・段取りが非常に重要でした。今回は施工区間を「A区間~D工間」に分け、各区間それぞれシュミレーションを行い事前に仮組・調整を行い本番に挑みました。

区間分けは、宇治方より京都方に向けて

・A区間 部材:アングル 延長:20967mm 張出長:10mm~150mm

・B区間 部材:ブラケット 延長:30713mm 張出長:150mm~946mm

・C区間 部材:支保工 延長:31106mm

           張出長:946mm~3150mm(C・D共通)

・D区間 部材:支保工 延長:7500mm

となります。各区間の張出長を見てもらうと分かりますが、「10mm~3150mm」のホームの張出となります。あとで写真を貼り付けますので、実際の写真を見てもらうと分かりやすいと思います。

 今回の切替では「土工・鳶工・大工・鍛冶工」合わせて約60名体制で挑みました。

それでは写真をアップしていきたいと思います。写真は撮影した順番通りに貼り付けていきます。時々ホームの時計も写り込んでますので、「時間の流れも感じてもらえたら。」と思います。

 ではスタート!

当日の線閉着手時間と終了時間。今回は2番線を切替ます。先に隣接線の1番線の線閉が終了します。
23:15 全体朝礼
全体ミーティング
個別KY:A区間
個別KY:B区間
個別KY:C-1区間
個別KY:C-2区間
個別KY:C-3区間
個別KY:D区間
線閉着手の合図があるまで、作業構台上で待機。線路挟んで対面には軌道さんが待機中です。
線閉着手と同時に、レール養生・昇降設備を設置します。
一番京都方のD区間の作業スタート時間が早いので、D区間の材料を先にホーム上に上げていきます。
線路内では軌道さんが、レールの移設準備を進めます。今回ホームの張出量と同じだけ既設レールを横へ移動します(実際はレールを動かした分だけホームを張出します。レールが基準となります)レールが基準となりますので、軌道さんの作業が終わらないと土工班は作業開始できません。
軌道さんの軌陸バックホウが載線してきました。今回は3台使用されてました。
同上
軌道さんが線路内で作業している間に、ホーム上ではホーム下に仮置きしていた各区間の材料を1番線側から荷上げをしていきます。
線路内では軌道さんの作業が続きます。レールを移動させやすい様に、マクラギが見えるまでバラストをかいていきます。
大きなレールの移動は軌陸バックホウのアタッチメントを取り換えて、軌陸バックホウで行っていました。
同上
ホーム上では材料の仮置きが完了してます。各区間の材料が混じらないように、プラチェーンで明示をしています。
一番京都方のD区間のレールの撤去が完了しました。マクラギは人力で撤去していきます。
同上
宇治方のA区間付近では、軌道さんがレールの「通り」等の調整をされています。細かい調整は人力です。
D区間のマクラギ・バラストも無くなりましたので、D区間がいよいよ作業スタートです。
C区間付近では、軌道さんが「レール山越器」を使用してレールを移設していきます。
レールの移設は人力です。
D区間の施工状況
同上
同上

  容量オーバーのため、写真が貼り付けられなくなりました・・・。

その②へ続きます。

奈良線作業所(六地蔵工区)工事打合せ☆

 お疲れ様です。ブログでは久々の六地蔵工区です。奈良線の複線化に向けて、六地蔵工区も着々と工事は進んでいます。

 来月3月27日(土)夜間にて六地蔵駅のホームを切替ますので、今回はそちらの準備作業の打合せに行って参りました。

 現場の現況の写真を撮ってきましたので、アップしていきます。

駅前広場ヤード:作業構台も完成し、線路際及び線路内へ重機等が入れるようになっています。
構台下部の京阪架道橋部:こちらの水路Box築造及び蓋掛工は完了しています
作業構台上部 視点:京都方より宇治方
作業構台上部 視点:宇治方より京都方
視点:ホーム京都方端部より作業構台
ホーム京都方端部:一番右側に見える線路が新しい線路です。現在軌道さんが準備をされています。3月27日夜間で新しい線路に切替ます。それに合わせてホームも張り出します。全ての作業を一晩の終電から始発の間に行います。
視点:ホーム京都方より宇治方  新たな線路はホーム中央部付近で、既設線路にすりつけていきます。ホームの張出量も線路(新しい線形)に合して調整していきます。何度も言いますが、これを”一晩”で行います!
ホーム京都方
視点:ホーム京都方端部より  3月27日夜間の切替が完了しましたら、既設線路を撤去して広くなった線間部に新たなホームを築造していきます。

 いかがでしょうか?また3月27日(土)夜間の切替の様子もアップしていきたいと思っています。

 ご安全に!!

六地蔵駅 #2線 ホーム延伸☆

 お疲れ様です。先日5月29日(金)夜間で行いました、六地蔵駅 #2線 ホーム延伸工事に立会してきました。

 写真を何枚か撮ってきましたので、アップします。

当日は#2線のホーム延伸工事です。
線閉着手と同時にホーム上ではホーム端部の「柵・点字タイル」を撤去していきます。

線路内では列車停止位置目標の「撤去」及び新設(事前に設置済み)の目隠し(カバー)を外していきます。
ホーム端部の「柵・点字タイル」を撤去していきます。
新設の列車停止位置目標(事前に設置済み)の目隠し(カバー)を外していきます。
同上
既設の列車停止位置目標を撤去していきます。
同上
同上

 列車停止位置目標は車両の「両数」毎に停車位置が変わるため、何か所にも設置してあります。既設の列車停止位置目標は全て撤去し、事前に設置してある新設の列車停止位置目標の目隠し(カバー)を全て外します。

ホーム延伸に伴い、電気・建築等の各系統の方がそれぞれの担当工事を進めていきます。
同上
ホーム端部の撤去した箇所(柵・点字タイル)を復旧していきます。
同上

 点字タイル撤去部の舗装復旧は前田道路株式会社の「マイルドパッチ」を使用します。昔は「レミファルト」を使用することが多かったですが、最近は「マイルドパッチ」を使用します。水をかけるだけで固まりますので、施工が楽ですし、施工後の管理も楽です。(ポロポロと剥がれてくることがありません。)おすすめです。

マイルドパッチ

同上
最後にホーム延伸部の清掃・点検をして完了です。
跡確認を行って作業終了です。

 今回は「#2線」のホーム延伸を行いましたが、次回は6月5日(金)夜間に反対側の「#1線」のホーム延伸を行います。

 ご安全に!!

奈良線作業所 宇治工区 工事打合せ☆

 先日4月22日(水)に奈良線作業所 宇治工区へ工事桁撤去の打合せに行って参りました。

視点:北側構台 京都方より
視点:北側構台 宇治方より

  こちらの工事桁は5月23日(土)夜間にて撤去予定です。

設置時は北側よりジャッキでスライドさせましたが、今回の撤去は南側構台上に引っ張り出します(他社施工)そのあと弊社がこちらの北側構台上より、線路の路盤材及びバラストを投入していきます。

 夜間の終電~始発までの限られた時間内での作業となりますので、各作業員の役割分担・作業手順等、綿密に打合せを行い作業に挑みます!

 また、当日の作業状況等アップしていきたいと思います。

ご安全に!!