奈良線作業所 宇治工区 工事桁撤去☆

 お疲れ様です。先日5月23日(土)夜間にて、奈良線作業所 宇治工区の工事桁撤去作業に立会してきました。現場の写真を撮ってきましたので、アップしていきます。

朝礼前に作業手順・各自の役割分担等、最終確認を行います。
朝礼後、KY(危険予知)活動にて、各自の危険のポイントを確認します。
作業開始前の工事桁の状態。今回は南側の構台上に引っ張り出します。
線閉着手と同時に作業を開始します。
各班役割がありますので、それぞれの作業に取り掛かります。
軌陸バックホウが載線してきましたので、一旦線路上をあけて通過を待ちます。
軌道さんがレールを外していきます。
今回撤去する工事桁。今回はこちらの南側の構台上に引っ張り出します。(他社施工)
線路内では軌道さんが引き続き、レール撤去作業をしています。
線路外では、工事桁のジャッキアップの準備が進んでいます(他社施工)
同上
線路内では、マクラギ撤去作業が進んでいます。
工事桁をジャッキアップし、滑りやすくするため下部にプレートを挟みます。(他社施工)
プレート設置完了。写真に写っている洗剤は滑りやすくするために使用します。
徐々に工事桁をスライドさせていきます。(他社施工)
同上
いよいよ弊社の出番です。砕石を投入していきます。
今回は0.2m3バックホウ・0.45m3バックホウの2台を使用します。どちらも高さ制限機能付きです。
同上
電気さんが平行してケーブル関係を移設していきます。
工事桁端部にあった、土留板を撤去していきます。
0.45m3バックホウ 高さ制限機能付き

工事桁端部の土留板撤去完了
工事桁がスライド完了した時点で、土留用のブラケットを設置していきます。
土留用のブラケットの設置が完了したら、土留板を設置していきます。
砕石は厚み300mmずつまき出し転圧を行います。
砕石 一層目の転圧状況
同上
一層目の転圧が完了したら、引き続き二層目に移ります。
二層目 砕石敷均し状況
二層目 転圧状況
同上
同上
同上
転圧が完了したら、下バラストを投入していきます。
ここから線路内の重機作業は軌道さんの軌陸バックホウにバトンタッチです。
どんどんバラストを投入していきます。
下バラストが入ると、軌道さんがマクラギを設置していきます。
同上
レールが設置されると、線路の形が見えてきました。
続いて、上バラストを投入していきます。
軌道さんが軌道整備に入ります。
同上
今回は軌陸バックホウにて「8頭タイタンパーアタッチメント」を使用されていました。
空が明るくなってきました。作業終了も近いです。
軌道整備の終了に合わせて、線路防護柵(今回はトラロープ)を設置していきます。
同上
距離標等の線路諸標を復旧していきます。
まもなく、線閉終了です。線路内の跡確認を行います。
工事桁撤去完了です。
撤去した工事桁は南側の構台上に移動しました。こちらは昼間作業で解体・搬出されます。(他社施工)

 いかがでしたでしょうか?工事桁撤去前から撤去完了までの一連の流れです。

宇治工区では、今後も工事桁架設・撤去があります。今回の作業での反省点等を次回に活かしていきたいと思います。

 ご安全に!!